ここ最近、僕が本を買う時にどんな情報を一番重視してたか分かるだろうか？
著者名？レビューやクチコミ？
いやいや、そんなことよりまずここですよ。
本のサイズ。
例えば、ハードカバーは避ける。同じ内容で文庫本の数倍のスペースをとってしまうので。
ただでさえ月十何万円も家賃を払って小さなスペースを借りてるというのに、形ある物を所有するたびに、その限られたスペースがまた少しずつ占有されていく。引っ越しのたびに20kg以上もある段ボールを何個も梱包したり運び上げたり下ろしたりして、その挙げ句、次の引っ越しまで結局一度もページを開かない。
■
当たり前のことだけど、アナログな本はデジタル化されたものほど長くは残らない。
陽に焼ける。黄ばむ。シミがつく。虫やほこりがつき、湿気を吸い、そして最後はバラバラになる。
好きな本ほど、手に取りやすいところにおいてあるからどんどん汚れてどんどん陽に焼けていく。
大事に奥の方へしまってしまうと、取り出すのが億劫になって結局読む機会がない。
とても奇麗で価値のある本だからと思って、切り刻んでスキャンするのを躊躇していればいるほど，日に日に劣化が進行してしまう。
(大事に持ってるうちにすっかり黄ばんじゃってた漫画の例)
なんだろ、この矛盾だらけの状況はw
...と思い、今回の海外引っ越しを機に手持ちの本1500冊をはじめ、いろいろなアナログメディアを全部デジタル化して本体を捨ててしまうことにした。
デジタルデータにしてしまえばもうこれ以上劣化が進むこともないし、引っ越しの多い生活で足かせになることもない。それに、いままでより気軽に見直せるようになる。
データをクラウドにバックアップしておけば、たとえ家が災害でなくなってしまっても取り戻せるしね。
■
ところで「自慢の蔵書を本棚に飾ってみせびらかす」っていうのが紙の本ならではの役割の一つのように言われているけど、こうやって iPad に入ったライブラリがテーブルにちょこんと置いてあるっていう光景もアリなんじゃないですかね？
アプリはやっぱり i文庫HDが一番使いやすいね。スタンドはこれ↓がおすすめ
iPadスタンド(ホワイト) PDA-STN7W
■
今回の引っ越しでデジタル化してアナログ本体を捨てた主な媒体は、本、VHS、写真、CDの4種類。
本:
スキャン代行の費用が1冊あたり200円ぐらい。1500冊もあったので合計では30万〜40万かかった。予想外の出費だったけど、家賃に対して本が占めていた床面積を考えると、数年で元がとれる計算のようだ。まあ金額がどうのというより、もう重たい段ボール何十箱もかかえて引っ越しするのは嫌なんだよね。
(これぜんぶ本)
で、まあ、業者はいろいろあるけどこういう記事を読んでしまうとBOOKSCANの戦闘能力が高すぎてここ一択になってしまうな。
チューニングラボで (あえてretinaでない) iPad用にチューニングしたファイルを別途ダウンロードしておくと、表紙のサムネイルがつくし一冊20MB〜30MB程度に収まるのでiPadひとつに1000冊以上余裕で突っ込める。
チェック工程で問題が発見修正されている過程がwebで確認できるのも信頼感高かったです。そろそろ最初の頃の騒動がひととおり収まって、安定して来てる頃合なんじゃないでしょうか。
VHSのテープ:
再生用のデッキはとうの昔に捨てちゃったのに、まだテープだけが残ってて場所をとっていた。こういった業者に持ち込んでDVDにダビングしてもらい、さらにそれをPCに取り込む。1本あたり600円ぐらい。十数本持ち込んで1万円ぐらい。
写真:
昔のプリント写真がけっこうあったので、まとめてデジタル化してiPhotoに突っ込んだ。街の写真屋などでやってもらえる。
商店街にある写真屋さんて最近はなにやって食ってるんだろうと思ってたんだけど、アナログの写真のスキャンサービスとかやってたんだなぁ。一枚あたり50円ぐらい。500枚ぐらい持ち込んで2万ちょい。
CD:
ほとんど全部 iTunes に突っ込んであったんだけど、CD本体を捨ててしまうところまでは踏み切れてなかった。
一週間ぐらいかけて手持ちの CD 500枚ほど (もっとあるかと思ってた...以外と少ないんだな) を確認してみたら、取り込み忘れていたものがちらほら見つかった。でも取り込んでなかったCDは結局聞く気がないものばかりだった。
disk union に電話してすべて回収してもらったら、こちらは逆に合計10万円ほどの収入になった。
そこそこマニア受けする盤を持っている場合は、コアな顧客を持っていてきちんと細かく査定してくれるマニア向けの店に持ち込んだ方がお得なようですね。
■
あと、男子の特長として、道端で見つけたかっこいい形の石、などの物体を溜め込んでしまう習性があるわけですが、そういうのもなるべく捨てることにしました。もらい物とかも捨てにくいですね。そういうのはいったん写真を撮って、写真の方を保存しておくと気分的に捨てやすくなるそうです。(確か岡田斗司夫が言ってた)
昆虫の羽コレクションとか。
ウサギの手術の時に動物病院でもらったレントゲン写真とか
(骨格だけ見ると、ウサギってほんと鳥みたいだよね)
■
これでだいぶ身軽になった。
さて，次にデジタル化して本体を捨てるべきものっていうと、何なんだろ。...肉体？
著者名？レビューやクチコミ？
いやいや、そんなことよりまずここですよ。
本のサイズ。
例えば、ハードカバーは避ける。同じ内容で文庫本の数倍のスペースをとってしまうので。
ただでさえ月十何万円も家賃を払って小さなスペースを借りてるというのに、形ある物を所有するたびに、その限られたスペースがまた少しずつ占有されていく。引っ越しのたびに20kg以上もある段ボールを何個も梱包したり運び上げたり下ろしたりして、その挙げ句、次の引っ越しまで結局一度もページを開かない。
■
当たり前のことだけど、アナログな本はデジタル化されたものほど長くは残らない。
陽に焼ける。黄ばむ。シミがつく。虫やほこりがつき、湿気を吸い、そして最後はバラバラになる。
好きな本ほど、手に取りやすいところにおいてあるからどんどん汚れてどんどん陽に焼けていく。
大事に奥の方へしまってしまうと、取り出すのが億劫になって結局読む機会がない。
とても奇麗で価値のある本だからと思って、切り刻んでスキャンするのを躊躇していればいるほど，日に日に劣化が進行してしまう。
(大事に持ってるうちにすっかり黄ばんじゃってた漫画の例)
なんだろ、この矛盾だらけの状況はw
...と思い、今回の海外引っ越しを機に手持ちの本1500冊をはじめ、いろいろなアナログメディアを全部デジタル化して本体を捨ててしまうことにした。
デジタルデータにしてしまえばもうこれ以上劣化が進むこともないし、引っ越しの多い生活で足かせになることもない。それに、いままでより気軽に見直せるようになる。
データをクラウドにバックアップしておけば、たとえ家が災害でなくなってしまっても取り戻せるしね。
■
ところで「自慢の蔵書を本棚に飾ってみせびらかす」っていうのが紙の本ならではの役割の一つのように言われているけど、こうやって iPad に入ったライブラリがテーブルにちょこんと置いてあるっていう光景もアリなんじゃないですかね？
アプリはやっぱり i文庫HDが一番使いやすいね。スタンドはこれ↓がおすすめ
iPadスタンド(ホワイト) PDA-STN7W
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今回の引っ越しでデジタル化してアナログ本体を捨てた主な媒体は、本、VHS、写真、CDの4種類。
本:
スキャン代行の費用が1冊あたり200円ぐらい。1500冊もあったので合計では30万〜40万かかった。予想外の出費だったけど、家賃に対して本が占めていた床面積を考えると、数年で元がとれる計算のようだ。まあ金額がどうのというより、もう重たい段ボール何十箱もかかえて引っ越しするのは嫌なんだよね。
(これぜんぶ本)
で、まあ、業者はいろいろあるけどこういう記事を読んでしまうとBOOKSCANの戦闘能力が高すぎてここ一択になってしまうな。
チューニングラボで (あえてretinaでない) iPad用にチューニングしたファイルを別途ダウンロードしておくと、表紙のサムネイルがつくし一冊20MB〜30MB程度に収まるのでiPadひとつに1000冊以上余裕で突っ込める。
チェック工程で問題が発見修正されている過程がwebで確認できるのも信頼感高かったです。そろそろ最初の頃の騒動がひととおり収まって、安定して来てる頃合なんじゃないでしょうか。
VHSのテープ:
再生用のデッキはとうの昔に捨てちゃったのに、まだテープだけが残ってて場所をとっていた。こういった業者に持ち込んでDVDにダビングしてもらい、さらにそれをPCに取り込む。1本あたり600円ぐらい。十数本持ち込んで1万円ぐらい。
写真:
昔のプリント写真がけっこうあったので、まとめてデジタル化してiPhotoに突っ込んだ。街の写真屋などでやってもらえる。
商店街にある写真屋さんて最近はなにやって食ってるんだろうと思ってたんだけど、アナログの写真のスキャンサービスとかやってたんだなぁ。一枚あたり50円ぐらい。500枚ぐらい持ち込んで2万ちょい。
CD:
ほとんど全部 iTunes に突っ込んであったんだけど、CD本体を捨ててしまうところまでは踏み切れてなかった。
一週間ぐらいかけて手持ちの CD 500枚ほど (もっとあるかと思ってた...以外と少ないんだな) を確認してみたら、取り込み忘れていたものがちらほら見つかった。でも取り込んでなかったCDは結局聞く気がないものばかりだった。
disk union に電話してすべて回収してもらったら、こちらは逆に合計10万円ほどの収入になった。
そこそこマニア受けする盤を持っている場合は、コアな顧客を持っていてきちんと細かく査定してくれるマニア向けの店に持ち込んだ方がお得なようですね。
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あと、男子の特長として、道端で見つけたかっこいい形の石、などの物体を溜め込んでしまう習性があるわけですが、そういうのもなるべく捨てることにしました。もらい物とかも捨てにくいですね。そういうのはいったん写真を撮って、写真の方を保存しておくと気分的に捨てやすくなるそうです。(確か岡田斗司夫が言ってた)
昆虫の羽コレクションとか。
ウサギの手術の時に動物病院でもらったレントゲン写真とか
(骨格だけ見ると、ウサギってほんと鳥みたいだよね)
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これでだいぶ身軽になった。
さて，次にデジタル化して本体を捨てるべきものっていうと、何なんだろ。...肉体？
